令和2年度
雲仙岳災害記念館・がまだすドームボランティア
活動要領
雲仙岳災害記念館は、1991年の雲仙普賢岳噴火災害の教訓を後世に伝えるために設置された「ジオと火山の体験ミュージアム」です。災害から30年が経過し、当時を知る体験者も高齢化しており、若い世代の中から未来に語り継ぐ担い手を必要としています。これまで当館のボランティアは体験を語る「語り部」の活動を中心に行ってきましたが、災害の記憶が薄れつつある今、関連する資料を収集し残すことも大事な活動になっています。また、当館は2018年にリニューアルし、新しく「こどもジオパーク」や「ワンダーラボ」など、子供から大人まで幅広い世代が利用できる教育活動を行っています。
(1)当館が行う事業等に理解があり、当館運営にご協力いただける方。
(2)ボランティア活動前に、活動内容や接遇等について説明を受けること。
① 【次世代につなぐ語り部】
噴火をよく知っている方はもちろん、噴火を知らない若い世代の方で、噴火災害など当時のことに興味があり、人と話すことが好きなど、未来の語り部。外国語で来館者に説明のサポートができる方も歓迎します。
② 【伝承・資料収集】
噴火当時をよく知る方で、語り部育成や噴火災害資料収集に協力いただける方。
③ 【映像保存】
噴火災害の写真や動画など保存・編集など、動画や写真の編集に詳しい方。
④ 【ものづくり】
ワークショップや実験に使う道具など、ものづくりが好きな方。
⑤ 【防災】
防災に関わるワークショップなど、災害時に役立つ知恵について詳しい方。
⑥ 【ジオパーク】
館内にあるジオパーク情報スペースでの情報提供や島原半島内のジオサイトや海岸など、当館スタッフと共に地域の環境美化運動へも参加できる方
(1)ボランティア希望者は、「がまだすドームボランティア申し込み票」を提出いただき、職員との面談、活動内容や接遇等についての説明後、登録になります。
(2)登録期間は、毎年4月から翌年の3月までの1年度単位とします。ただし、年度の中途からの登録の場合は、その年度の終わりまでとします。
(3)翌年度の登録(更新)については、更新票を提出いただき、ボランティアご本人の意向及び当館の活動状況を勘案したうえで決定します。
(4)当館運営に支障がある場合は、年度途中であっても登録を取り消す場合があります。
2か月に1回程度、ボランティアの交流や活動の共有などを目的に、ボランティア例会を開催しています。この他、年に1度(4月頃)ボランティア総会を開催しています。また、ボランティアの分野を問わず一緒に活動する内容もあります。
(1)次に定める額を交通費に相当する額としてお支払します。
一律1000円 ※但し、館側よりボランティア要請した場合に限る。
(2)活動に必要な次の物品を貸与します。
① ユニフォーム(ポロシャツ)
② 名札(ボランティア証)
③ その他必要と認めるもの
ボランティア活動中の傷害・賠償事故に備え、年間を通して当館が一括して保険に加入します。保険契約金は当館が負担します。
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