当館は、平成2年に始まる雲仙岳噴火を受け、その災害や噴火災害の体験を後世に伝えるために設置されました。雲仙普賢岳の噴火災害では、火砕流や土石流が市内に達し、人々の生活に大きな影響を受けました。約5年に及ぶ避難生活や復興の過程は、火山と立ち向かった人々の体験として、ここだけの貴重な経験であり、後世に活用されるべき教材とも言えます。 災害から約30年を経る今、噴火を知らない世代も増え、噴火自体の記憶も薄れてきました。しかし、日本は世界的に見ても活火山が多い国で、近年地震や気象災害など、災害も毎年のように頻発しています。雲仙普賢岳噴火災害の体験をもとに、普段から身の回りの自然への学習が進み、防災意識の啓発に繋げられるように、教材のご提供を行っています。
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火砕流 1991年5月26日
北上木場町の民家に迫る火砕流
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火砕流1993-6-15
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土石流1991-5-19
水橋川を流れる土石流
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土石流1994-3-2
普賢岳と三角地帯
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被害1993-6-23
千本木上折橋バス停
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被害1993.10.9
千本木
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溶岩ドーム1993-3-5
溶岩ドーム
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溶岩ドーム1993-4-19
第10ドーム全景西側から撮影
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